飲食日記
2003年10月31日
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 蜂蜜小匙1を垂らした牛乳一杯。


 冷蔵庫を開けると、徳用ソーセージパックなるものが数週間前に賞味期限切れであったことに気づく。ゆえに、ソーセージのソテー。野菜スープ。ガーリックブレッドなるパンをスライスして5切れほど。
 食後、コーヒーと共に葉巻、と行きたかったのだが仕事が待っていて断念。


 シイラのカルパッチョ。ジャガイモとソーセージのサラダ風。レンコンの梅和え。モズクの吸い物。
 食後、ゴーヤー茶と共に、Romeo y Julieta Churchill. スイスの業者がプレゼントに(というか、プロモーションに、だな)くれたもの。んまい。とてつもなくんまい。おじさん、やられちゃいました。今まで、この銘柄を美味しいと思ったことは皆無だったのだけれど……どうやら1999年もののよう。葉巻の味を形容する英語に「roasted tabaco」という言葉があるのだが、それがよくわかった。香ばしい。甘い。雑味が少ない。私服の一時間強。これは早速注文せねば。向こうの掌の上で踊らされているような気もするが、うまいものはしょうがない。

深夜
 ボルドーの白ワイン2杯。マッカラン3杯。Romeo y Julieta Exhibicion #4. まずいわけではないんだが、すかすか。うーん、煙も出ているんだけど、やはりすかすか。口直しにSaint Luis Rey Petit Corona.

 本日の喫煙本数−−40本

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2003年11月1日
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 蜂蜜小匙1を垂らしたヨーグルト。


 プレタマンジェのサンドイッチ3種、一切れずつ。食後、コーヒーと共にPartagas Short.


 東京国際映画祭のオープニングに出席。タキシードを強要されているというのに蒸し暑く、なおかつレセプション会場が混み混みで、とっとと逃げ出す。知り合いが経営している渋谷の居酒屋へ。おつまみ各種。ワインそれなりに。Vegas Robaina Famoso 1999年もの。

深夜
 帰宅後、マッカラン2杯。Hoyo de Monterrey Short Corona.

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2003年11月2日
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 なし。

ブランチ
 ホテル西洋銀座にて、角川歴彦東京国際映画祭ゼネラルプロデューサー、中国の監督兼俳優の姜文と一緒に会食。てことは、昨日、オープニングレセプションにおれが行く必要はなかったということではないか。野菜の焚き物。焼いた白身魚。卵焼き少々。おかゆ。お新香類、豆腐のみそ汁。メロン一切れ、葡萄2粒。仕事がひとつ増えてしまった・・・。


 ブランチがお粥だったということで、午後5時過ぎから猛烈な空腹を覚えるが、我慢。鶏肉団子のトマトソース。厚揚げと筍の煮物。コールスローサラダ。アサリのみそ汁。
 食後、ゴーヤー茶と共にPartagas de Partagas NO.1. ボックスコードは1996年6月。一昨日吸ったRomeoのChurchillとは違ったタイプ。甘みよりも木や土の香りが強く、スパイシー。といっても7年寝ていたせいか口当たりはとてもまろやか。土臭さの奥にほんのりとした甘みやフルーティさも感じられる。うまし。

深夜
 ボルドーの白ワイン3杯にあわせて、Hoyo de Monterrey Epicure #1. 軽やかな木の香り。半分以上吸っていくと、そこに甘みも加わってくる。甘みの強い葉巻が吸いたくなり、マッカラン2杯と共に、Vegas Robaina Famosoの97年ものに火をつける。ああ、極楽。

 本日の喫煙本数−−40本

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2003年11月3日
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 寝坊したため、なし。


 恒例の蕎麦が届いたので茹でて食す。ちょうど、パスタ用の深鍋を新調したばかりだったので助かった。麺を茹でるときにパスタ鍋は楽ちんなり。


 豚ロースの生姜焼き、付け合わせはキャベツの千切り。きんぴらごぼう。モズクの酢の物。鶏肉団子のあまり。アサリのみそ汁。
 食後、ゴーヤー茶と共に、Partagas de Partagas NO.1. 吸いながら、深く深く自分の内部に沈み込んでいく。昨日よりも甘みを強く感じる。体調によって変化する味。本当に葉巻は奥が深い。

深夜
 1999年のボジョレヌーボーが出てきたので、それを3杯。澱が凄い。マッカランを2杯。Punch-Punch. ああ、極楽。

本日の喫煙本数−−40本

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2003年11月4日
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 もろみしぼり酢。蜂蜜小匙1を垂らしたヨーグルト。


 昨日に続いて蕎麦を茹でる。薬味に使っている「黒七味」といううんまい七味を間違って大量に入れてしまう。辛いっ、でもうまいっ。

 夕方 来年一月に行われる競輪祭のタイアップ記事のためのインタビューの合間にSaint Luis Rey Petit Corona.


 連れあいと共に、近所の無国籍料理のレストランへ。蕪の紅白サラダ。キノコの暖かいサラダ。マグロのトマトソース煮込み。ひな鳥の半身のハーブ焼き、フォワグラのソテー。それぞれ半皿ずつ。パン二個。ビール二杯。ブルゴーニュの赤ワインボトル半分。
 食後、エスプレッソのダブルと共に、Boliver Royal Corona. スイスの葉巻屋から取り寄せた「お試しパック」の中の1本。1998年もの。ほどよくこなれ、雑味、えぐみが取れ、美味。大地の香りの中の甘みに酔う。

深夜
 マッカラン2杯。これもお試しパックの中のLa Gloria Cubana Medaill d'or #2. 基本的にはきつめの葉巻なのだが、吸うほどにフルーティな甘みが増していく。まったり系の葉巻とでもいうべきか。お気に入りの一本。

本日の喫煙本数−−40本

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2003年11月5日
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 もろみしぼり酢。蜂蜜小匙1を垂らしたヨーグルト。


 所用で八ヶ岳へ出かけ、小じゃれたレストランでサラダとチキンカレー。食後、カプチーノと共にCohiba Siglo I. ちょっと肌寒かったが澄んだ空気と葉巻が溶けあって、とても美味。吸い終わった後は、即東京に戻る。往復4時間のドライヴの後の仕事は、さすがに疲れた。


 ハンバーグ。水菜、ブロッコリ、トマトのサラダ。昨日の蕎麦湯を使って、白菜と椎茸の和風スープ。スープ、うまし。食後、コーヒーと共に、お試しパックのMonte Cristo Especial #1. バニラ、カカオ、コーヒー、蜂蜜の味。うまい、が、わたしには甘すぎる。

深夜
 1999年のボジョレヌーボーの残り、マッカラン2杯。Partagas 8-9-8 varnished. これもお試しパックの一本。最初の一口に甘み、その後は強くてしなやかな革の香り。土っぽさ、ペパリィな味わい。濃密。ニコチン酔いでふらふらになる。

本日の喫煙本数−−30本。

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2003年11月6日
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 もろみしぼり酢。蜂蜜小匙1を垂らしたヨーグルト。


 梅干しと焼きタラコのお握り一個ずつ。カクテキ。白菜とシイタケのスープ。一日経ってさらに美味。


 トマト、茄子、ズッキーニ、黄ピーマン、タマネギ、ニンニクを使ったラタトウイユ。骨付き鶏もも肉の照り焼き。キャベツとオイルサーディンのパスタ。
 食後、コーヒーと共にお試しパックから、Boliver Petit Corona. 喉の調子がおかしい。風邪の予感。やばいなあ。

深夜
 ブルゴーニュの赤ワイン3杯。マッカラン2杯。Trinidad Fundadores. キューバを訪れる外国高官への贈答用として作られたという葉巻。いかにも上品。ハバナ特有の乱暴さはなし。漫然とチャンピオンズリーグを見る。デポルティーボ、8点も取られるとは・・・。

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2003年11月7日
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 寝坊のため、もろみしぼり酢のみ。喉の状態がさらに酷くなっている。デポルティーボのせいかも。


 栄養をつけなければ、というわけでいつものお握りはやめ。焼きタラコ。秋刀魚の甘露煮。モズクの酢の物。焼き海苔。カクテキ。梅干し。納豆。フリーズドライの野菜スープ。


 メカジキの西京漬け。秋刀魚の甘露煮。レンコンのきんぴら。昨日のラタトウイユのあまり。フリーズドライの卵スープ。いよいよ喉がやばくなってきたので、葉巻は諦める。

深夜
 赤ワイン3杯で寝る。

本日の喫煙本数−−50本。喉が痛いというのに・・・葉巻を吸わないと確実に煙草が増える。

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2003年11月8日
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 風邪悪化。一日中ベッドに伏せる。


 なんとかベッドを抜け出し、焼きタラコと梅干しのお握りを作って食べる。


 ローソンのハンバーグ弁当。おれが病気になると我が家の食生活は途端に貧しくなるなり。

本日の喫煙本数−−10本。それでもか。

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2003年11月9日
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 なし。


 沖縄から送ってもらった出汁を使って、讃岐うどんのなんちゃって沖縄そばを作る。


 PRIDE観戦中に東京ドームの売店でカツカレー。まずっ。

深夜
 なんだか腹が減り、カップ焼きそば。風邪はかなり回復している模様。

本日の喫煙本数−−20本。

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